2010年05月11日
四月の購入図書と「大阪アースダイバーへの道」
大阪アースダイバーへの道
中沢新一他を講師に迎えた標題の講座が、ナカノシマ大学四月講座として、四月一六日に開催されました。
「二〇〇五年に上梓された中沢新一氏の『アースダイバー』。縄文時代の地図を現在の地形に重ね合わせることから、渋谷や秋葉原が「どうしてこんな風景になったのか」を読み解くという大胆な試みは、各分野で大きな話題となった。そんなアースダイビングの次なる舞台として、発刊直後から中沢氏が注目していたのが大阪であった。今年の夏には『週刊現代』にて連載も始まる予定だという。(略)
ナカノシマ大学は中沢氏の連載開始に先駆け、2人(中沢+釈徹宗)による対談をセッティング。時間や空間を一気に飛び越えていく中沢氏の想像力に、釈先生が大阪に土着の宗教や歴史の補助線を引くことで、アースダイビングの精度はどのように高まりを見せるのか。『知らなかった大阪のこと』満載の壮大なスケールのダイアローグをお届けします!」(ナカノシマ大学事務局)
ところで、この講座を受講された新之介さんが、「大阪アースダイバーへの道」(十三のいま昔を歩こう)というブログ記事を投稿され、講座でにスクリーンに映し出された縄文時代の大阪の地形図を、「大阪の歴史書ではよく出てくるイラストなのですが、とてもわかりやすいので、『大阪アースダイバーの基本資料』として」新之介さんの解説とともに紹介しておられます。とても興味深く、まためったに見られない貴重な資料※ですので、大阪アースダイバーの必携マップとしてママ転載させていただきます。※「大阪遺跡」(前掲)の口絵に、同じ地図が小さく掲載されています。
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「平野区誌」より
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縄文時代早期(約9400年前)
縄文時代、温暖化によって海水が一気に上昇し始めます。
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縄文時代早期(約8000年前)
その縄文海進(かいしん)によって海水が内陸部に入って行きます。
ピーク時の海水面は今より3〜5メートル高かったとも言われています。
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縄文時代前期の後半(約5500年前)
ただ、上町台地だけは沈まず細長い半島として残りました。
この時に、河内湾が誕生したのです。
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縄文時代中期の初頭(約4500年前)
その後、川から流れてくる土砂が堆積していき、半島の先端部には砂州が伸びていきます。徐々に河内湾は塞がれた状態になっていきます。
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弥生時代中期(約2000年前)
それにより、河内湾は淡水化が進み河内湖に姿を変え、
その後、少しずつ陸地化していくことになります。
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「大阪アースダイバーへの道」の最後には、大阪平野の変貌を時代を追って重層的に見せてくれるアニメーション動画もあります。一見に値する貴重なアニメです。ぜひご覧になってください。
投稿者 tategaki : 14:46| トラックバック (0)
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